コンテキストタスクバーが邪魔にならない表示方法

※ Adobe Photoshop 2024、2025の画像で解説しています。

CGDOOR
Photoshopの作業中、メニューやツールバーを辿って機能を実行する手間を省いてくれる「コンテキストタスクバー」ですが、便利な半面、要らない場面でもつきまとうように出てくるのがちょっと邪魔!な感じがあります。

今回は、「コンテキストタスクバー」を邪魔だと感じないように表示する方法をご紹介します。カスタマイズとも言えない小技ですが、ワークスペースを少しでも効率的に使う上で知っておくと便利な方法です。

「コンテキストタスクバー」の位置を固定する

「コンテキストタスクバー」は、レイヤーやテキストを選択した時などにカンバスの枠内の下あたりに出ます。時に、操作するマウスカーソルのすぐ下や横に出現するので、テキストやオブジェクトを選択しづらいことにもなります。

ならば、非表示にすればいいわけですが、「生成塗りつぶし」や「生成拡張」を使いたい時には「コンテキストタスクバー」がないと「どこいったっけ?」と探す羽目になります。そこで、「コンテキストタスクバー」を常に表示させながら、その位置を邪魔にならない場所に固定する方法を取ります。

とりあえずコンテキストタスクバーを表示させるには「ウィンドウ」メニュー➔「コンテキストタスクバー」をクリックします。
  1. 「コンテキストタスクバー」の左端にマウスを合わせ、ポインターが手のひら型になったらドラッグして作業領域から離れた位置に移動させます。
  2. 右端のメニューアイコンをクリックし、リストから「バーの位置をピン留め」を選択します。
コンテキストタスクバーが邪魔にならない表示方法1
この設定の後では、レイヤーを選択しても、テキストを選択しても、ピン留めした位置に「コンテキストタスクバー」が表示されるようになります。

ピン留めしたと言っても、その位置から全く動かせないわけではありません。更に別の場所にバーを移動させたくなったら、そのままドラッグして移動させます。すると、今度はそれが「コンテキストタスクバー」の表示位置になります。

「生成塗りつぶし」記事参照

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「生成拡張」記事参照

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「コンテキストタスクバー」は無いと不便、出過ぎると邪魔な存在です。上手に位置を固定してワークスペースを管理していきましょう。