※ Adobe Photoshop 2024の画像で解説しています。
※画像挿入のサンプルに使用した写真はぱくたそのフリー素材です。（サイト掲載の写真・画像について）
CGDOOR
画像の挿入はPhotoshopの基本操作の１つです。今回はPhotoshopの画像挿入について詳しく解説します。
目次
Photoshopでレイヤーに画像を挿入する方法
PhotoshopのPSDファイルが既に開かれている状態で、新規レイヤーに画像を追加します。
Photoshopで挿入する画像を開き、画像レイヤーを選択して「右クリック➔コピー」または「Ctrl＋C」でコピーし、挿入先のPSDファイルで「右クリック➔貼り付け」または「Ctrl＋V」でペーストします。（挿入する画像が背景レイヤーになっていたら、「右クリック➔背景からレイヤーへ」でレイヤー0にしておきます）
Web上から「右クリック➔画像をコピー」または「Ctrl＋C」で画像をそのままPhotoshopのカンバスに挿入することもできます。（著作権等を確認してから実行しましょう）
Photoshopでは、以下の方法で画像をスマートオブジェクト化してカンバス内に挿入することができます。スマートオブジェクト化すると元画像の解像度を維持しながら拡大・縮小・ワープなどの編集が可能で、IllustratorのAIデータのように扱えます。
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- メニュータブの「ファイル」をクリック
- プルダウンから「埋め込みを配置」をクリック
- 「埋め込みを配置」ダイアログボックスが開く
- 挿入する画像の保管場所へアクセス
- 挿入する画像をダブルクリックするか、「配置」をクリック
- 新規レイヤーに画像が挿入される
挿入された画像は自動で「スマートオブジェクト」に変換されます。
エクスプローラーから直にPSDファイルへドラッグ＆ドロップすることでも画像の挿入ができます。この場合も画像は自動で「スマートオブジェクト」に変換されます。
スマートオブジェクトには適用不可の加工もあり、その都度ラスタライズする手間がかかります。画像をスマートオブジェクトにせずに挿入したいなら、「環境設定」➔「一般」➔「配置時にスマートオブジェクトを常に作成」を解除しておきましょう。
上記の「スマートオブジェクトで埋め込み」の操作で、プルダウンから「リンクを配置」をクリックすると、元画像にリンクした画像が挿入されます。この場合、元画像に変更を加えると、リンク画像に反映されます。
Photoshopに挿入したスマートオブジェクト画像のサイズを変更する
挿入直後の画像は、未配置の状態を示す✕付きのバウンディングボックスで囲まれています。角にある■をShiftキーを押しながらドラッグして縦横比を固定した画像サイズに拡大縮小します。画像の大きさが決まったら、オプションバーの「◯」をクリックするか、画像外の任意の場所をクリックして確定させます。
Adobe Bridgeを使ってPhotoshopに複数の画像を挿入する方法
- メニュータブの「ファイル」をクリック
- 「Bridgeで参照」をクリックして「Adobe Bridge」を開く
- 挿入したい画像の保存場所へアクセスして、Ctrlキーを押しながら複数を選択
- メニュータブの「ツール」をクリック
- 「Photoshop」➔「ファイルをPhotoshopレイヤーとして読み込み」をクリック
- Photoshopに切り替わり、一番大きな画像サイズに合わせたPSDファイルに複数の画像が挿入される
Photoshopで画像を同じ位置に挿入する方法
カンバスサイズが均一で内容が違うファイルの同じ場所に、特定の画像をコピー＆ペーストする操作です。
例えば、はがきサイズでレイアウトしたイラストをそっくりまとめて貼り付け、年賀状の作成に流用してみます。
- イラストを構成するレイヤーを全て選択して「Ctrl＋C」でコピー
- 年賀状ファイルの背景レイヤーを選択
- メニュータブの「編集」➔「特殊ペースト」➔「同じ位置にペースト」をクリック
- イラストが元ファイルと正確に同じ位置に配置される
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Photoshopで画像を挿入する方法を解説しました。基本的なコピー＆ペースト、スマートオブジェクトで埋め込み、Adobe Bridgeを使った複数画像の挿入など、Photoshopで画像を挿入する方法はいろいろあります。状況に合った方法で効率的に操作できるよう習得して下さい。