※ Adobe Photoshop 2025の画像で解説しています。

今回は、Photoshopで文字をネオン風に光らせる方法をご紹介します。細いフォント文字と、太いフォント文字の縁取りにネオン効果を適用する手順とレイヤースタイルの設定を、それぞれ初心者向けに詳しく解説します。
Photoshopのレイヤースタイルで文字をネオン風に光らせる設定
この時、ネオン文字の発光を目立たせるため、背景を暗い色に設定します。彩度は高くてもいいですが、明度は低く、黒や黒に近い色にしましょう。
細身で角がやや丸みを帯びたフォントを選ぶと、ネオン管らしく見えます。太いフォントを使う時は文字の縁取りをネオン風に光らせて、文字を透明に抜くのがおすすめです。
※今回の例では「背景:黒、使用フォント:Zen Maru Gothic Regular (Adobe Fonts)、フォントサイズ:72px」で作成しています。
- テキストを選択し、レイヤーパネルで「レイヤースタイルを追加」アイコンをクリックします。
- リストから「光彩(内側)」をクリックします。
- 「レイヤースタイル」のダイアログボックスが開きます。
- 「光彩(内側)」の構造を「描画モード:通常、不透明度:75%、色:ライトなブルー」に設定します。
- 「光彩(内側)」のエレメントを「テクニック:さらにソフトに、ソース:エッジ、チョーク:0、サイズ:30px」に設定します。
- 画質は「輪郭」「範囲」ともにデフォルトのままにします。

- 「レイヤースタイル」のダイアログボックスの左サイドメニューから「ベベルとエンボス」を選択します。
- 「ベベルとエンボス」の構造を「スタイル:ベベル(内側)、テクニック:滑らかに、深さ:100%、方向:上へ、サイズ:12px、ソフト:0px」に設定します。
- 「ベベルとエンボス」の陰影を「角度:120°、高度:30°(包括光源を使用のチェックを外す)、光沢輪郭:リング、ハイライトのモード:スクリーン:不透明度:30%、シャドウのモード:乗算:不透明度:40%」に設定します。

- 「レイヤースタイル」のダイアログボックスの左サイドメニューから「光彩(外側)」を選択します。
- 「光彩(外側)」の構造を「描画モード:ハードライト、不透明度:70%、ノイズ:0、色:光彩(内側)と同じライトなブルー」に設定します。
- 「光彩(外側)」のエレメントを「テクニック:さらにソフトに、スプレッド:10、サイズ:50px」に設定します。
- 画質は「輪郭」「範囲」「適用度」ともにデフォルトのままにします。
- 「レイヤースタイル」のダイアログボックスの左サイドメニューから「ドロップシャドウ」を選択します。
- 「ドロップシャドウ」の構造を「描画モード:覆い焼き(リニア)-加算、色:同じライトなブルー、不透明度:40%、角度:0°(包括光源を使用のチェックを外す)、距離:0px、スプレッド:10px、サイズ100px」に設定します。
- 画質は「輪郭」「ノイズ」ともにデフォルトのままにします。

Photoshopで太いフォント文字の縁取りをネオン風に光らせる設定
太いフォントの文字でネオン文字を作る時は、文字の縁取りを作ってグロー効果を適用するとリアルな印象になります。
※ Adobe Photoshop 2024の画像で解説しています。 ※文字に縁取りを付ける背景に使用した写真は「Adobe Stock」でクレジットを取得したフリー素材です。(サイト掲載の写真・画像について) CGDOOR […]
- レイヤーパネルで文字の「T」をCtrlを押しながらクリックして、文字の選択範囲を作ります。
- 「編集」メニュー➔「境界線を描く」で「中央」に15pxの境界線を描きます。
- 「レイヤースタイル」で「光彩(内側)」「描画モード:通常、不透明度:100%、サイズ35px」を適用します。
- 「レイヤースタイル」で「ベベルとエンボス」「スタイル:ベベル(内側)、テクニック:ジゼルハード、サイズ:6px、ソフト3px、光沢輪郭:リング、ハイライトとシャドウの不透明度を75%」を適用します。
- 「レイヤースタイル」で「光彩(外側)」「描画モード:通常、不透明度:65%、サイズ:120px」を適用します。

※ Adobe Photoshop 2024の画像で解説しています。 ※境界線をぼかすサンプルに使用した写真はAdobe Stock、及び、ぱくたそのフリー素材です。(サイト掲載の写真・画像について) CGDOOR 丸く切[…]
※ Adobe Photoshop 2024の画像で解説しています。 ※影を付けるサンプルに使用した写真は「Adobe Stock」及び「ぱくたそ」のフリー素材です。(サイト掲載の写真・画像について) CGDOOR 画像や[…]

文字の周りに柔らかく広がる光の効果はデザイン性を高めます。様々なシーンに使えるエフェクトなので、ぜひ、覚えて下さい。