※ Adobe Illustrator 2024の画像で解説しています。
※「トリミング」のサンプルに使用した写真はぱくたそのフリー素材です。（サイト掲載の写真・画像について）
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イラレ初心者でも、簡単な操作で写真画像の切り抜きを作れます。オブジェクトの「画像の切り抜き」機能を使えばオリジナル寸法の四角形にトリミングできますし、「クリッピングマスク」を使えば画像を丸く切り取ったり、好きな形でトリミングすることが可能です。
目次
「画像の切り抜き」で四角形にトリミングする手順
- トリミングする画像を選択する
- コントロールパネルの「画像の切り抜き」ボタンをクリック（またはメニューバー「オブジェクト」➔「画像の切り抜き」）
- 画像をトリミングするガイドの枠線が表示される
- ガイドをドラッグして好きな大きさに設定する
- コントロールパネルの「適用」をクリック（またはEnterを押す）
- 画像のトリミングが完了
「クリッピングマスク」で画像を好きな形にトリミングする手順
図形を挿入して、その形に画像を切り抜きます。
「楕円形ツール」で図形を描き、画像を丸く切り抜く
- ツールバーの「楕円形ツール」を選択する
- 適当な大きさに丸の形を描く
- ツールバーで丸の「塗り」を無しにする
- 丸の大きさを画像に合わせて調整する
- 画像と丸を両方選択する
- 右クリックして「クリッピングマスクを作成」をクリック
- 画像が丸く切り抜かれる
「Shaperツール」で図形を描き、画像を丸く切り抜く
「Shaperツール」を使うと、「楕円形ツール」で描くよりももっと簡単に丸い図形が描けます。ザッと適当に丸の輪郭をマウスでドラッグするだけで、綺麗な丸の図形が作成できます。後は「クリッピングマスクを作成」を実行するだけです。
自由な形の図形に合わせて画像を切り抜く方法
自由な形の図形を作るには「鉛筆ツール」が一番簡単です。
- ツールバーの「鉛筆ツール」を選択する
- 画像を意識しながら自由な形に描く
- スムーズツールを使ってパスを滑らかに修正
- 上記「画像を丸く切り抜く方法⑤～⑥」を実行
- 画像が自由な形の図形に合わせて切り抜かれる
鉛筆ツールで描画した図形を更に「ナイフツール」で部分的に切り抜いてトリミングしたサンプルです。
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ペンツールで被写体をトレースすれば輪郭に沿って完全な切り抜きが作れます。
ただ、初心者には少しハードルが高いので、フリーハンドで描ける「鉛筆ツール」や「ナイフツール」を使ったラフな切り抜きをご紹介しました。
また、丸・三角・五角形など定型の図形で画像をトリミングする時は「Shaperツール」がおすすめです。参考にして下さい。